第1章
第一話 午前2時のアラート
また来た。Slackの通知音。午前2時33分。週に何度かあるこの時間帯が本当に嫌いだった。
オンコール当番の週って、寝付きが浅くなる。いつ呼び出されるかわからないから。今回はサーバーのエラーログが異常値を示してるらしい。いつもの流れだ。VPN接続して、ダッシュボード確認して、ログを漁ってって...この儀式、毎月何回やってるんだろう。
「また同じパターンだな」って呟きながら、手動で修正スクリプト走らせた。15分後、サービスは復帰。Slack報告。仲間たちは起きてないだろう。明朝には誰も覚えてない事案。でも自分の睡眠は完全に奪われてる。
朝になって、いつものように飯をすすりながら同僚と話してた。「最近のツール群、何か自動化できる部分ないか」って。自分たちが毎回やってることって、ほぼテンプレート化されてないか?同じエラーで同じ対応。同じ確認で同じ修正。
「それ、スクリプトとか自動実行できたら...寝てられるのでは?」
同僚の一言で、何かが変わり始めた気がした。
続きはまもなく
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