ご飯の位置

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第一話 電通の人の話

正直、その場では「へえ、そんな文化的背景があるんだ」って納得した気になってたんですよね。でも家に帰ってからずっと引っかかってて。本当にそれが理由?って。

だって考えてみたら、お米って昔から日本人にとってめちゃくちゃ大事な食べ物じゃないですか。下流とか上流とか、そんな単純な区別で位置決めしてたんかな?それって本当に歴史的な根拠があるのか、それとも誰かが創作した説を誰かが信じ込んで広めちゃったのか。

電通の人は多分本気で言ってたと思うんです。だからこそ、その話がどこから来たのか知りたくなって。日本料理の教科書的なものとか、昔の文献とか、調べたくなっちゃった。

そもそも料理の順序って、単に「この順番が美味しい」とか「消化的に理にかなってる」とかの実用的な理由だけじゃなくて、階級や哲学みたいなものが込められてるんでしょう。だからこそ面白いんだけど、その「面白さ」の根拠が曖昧だと気になる性分で。

あの食事の後から、日本料理のコースメニューを見るたびに、ご飯の位置ばっかり気になるようになってしまった。これって職業病ですかね。

続きはまもなく

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