アルゴリズムの向こう側

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第一話 会議室での違和感

月曜の朝、いつもの会議室でスライドを見ていた。プロダクトマネージャーが説明している新機能は、ほぼAIが自動生成したものだ。品質も高い。むしろ俺たちが手作業でやるより効率的。

隣の席の田中が、ノートに何か書き込んでいる。目を合わせると、彼は小さく肩をすくめた。

その夜、例のインタビュー記事を読んだ。ゲーム開発の大物が語っていた。「知能が人間だけのものでなくなるほど、人間であることは重要になる」と。

なんか腑に落ちた。うちの会社でも、実装の判断基準がどんどん変わってきている。数字、効率、スケーラビリティ。そればかりだ。でも記事を読んでいたら、ふと思ったんだよ。

もし全部がAIになったら、逆に「これは人間が選んだ」って価値が生まれるんじゃないか。

翌日、田中に会ったら、彼も同じ記事を読んでいた。俺たちは黙って顔を見合わせた。何か、仕事の見方が変わるかもしれない。そんな予感がしていた。

続きはまもなく

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