明日の記憶を売る店3/33. 満月の買い戻し満月の夜、傘の女が戻ってきた。「やっぱり、雨を返して」店主は黙って帳面を差し出した。余白は空だった。記憶は、誰かに読まれた瞬間から、その人のものになるのだ。第2話目次へ戻る