明日の記憶を売る店2/32. 帳面の余白売られた記憶は帳面の余白に棲む。読めるのは店主だけ、返せるのは満月の夜だけ。余白の規則ひとつ、売った本人が思い出そうとしないこと。ふたつ、買い戻しは倍値であること。その夜、余白が一行だけ勝手に増えた。次の話第3話 3. 満月の買い戻し第1話目次へ戻る第3話